食べ方で変わる選び方
よく 新しいニュース等で「○○の成分を抽出して・・・その成分を利用した健康食品や新薬を開発」みたいな事を聞きますが あまりそれだけに囚われると失敗する事が多い。っというのは 含まれる成分の一部だけが作用していたのではなく様々な成分が複雑に絡み合って 1つの結果を出す事が多いからです。
その上で あちらを立てれば こちらが立たずというジレンマに陥ったりする事が多い。
そこが開発の難しさ・・・
カロリーオフの人工甘味料が 良い例です。
近年はカロリーオフでも太る事が分かってきました。
そう思うと 健康食品や薬自体を全否定はしないけれど やはり基本は食べ物から多様な栄養素をバランスよく摂ることが大事だと思います。
食べ物もバランスが重要です。極端に偏らない事です。
意識として 食べ物はそれその物が「薬」だと思えば おのずと鮮度の良い物を吟味するようになるし 明らかに悪いものは避けるようになるもの。
明らかに良く無い部位や ダメな部分は避けますが 出来るだけ自然な状態で まるごと食べる事を基本とします。
また 本当に価値のある良い素材は あまり手を掛けなくても美味しいものです。
素材の味を大切にするなら コテコテと味付けしてはいけません。
出来れば何もつけずに そのままで食べるか 塩のみでも美味しく食べられたりします。
そもそも味付けの基本は「塩」です。
一般的な しょうゆやみそやソース等々の基本の味は すべて「塩」が元になっています。
見た目や印象で食べるのではなく普段から シンプルな味付けで 素材の味その物をじっくり味わって食べれば 不自然な食べ物は 自然に不味く感じ避けられるようになります。
あと よく何回 噛みなさいっというお話を聞きますが 僕はあまり回数はどうでも良いと思います。
その代わり その素材の味をしっかり覚えるくらい考えて食べる事が重要です。
そうすれば 自然と沢山咀嚼することになるからです。
飲み込んでしまったら味はしないのですから・・・