年賀状を郵便局がプッシュする理由は?
年賀状を出さないと 郵便局が困るから。
年賀状って いつから始まったのかと言うと…
平安時代辺りから上流階級の世界では既に行われていたようですが
我々一般庶民はもっと後・・・
まして お年玉付き年賀ハガキという形になったのは
昭和25年用として1949(昭和24)年12月1日に発行されたのが最初らしいです。
元々は松の内にご挨拶出来ない遠方の方に対して 元旦に書いて送ったそうです。
1949年、当時、「終戦直後で通信手段が十分でなかったこの時代に、
せめて年賀状が復活すれば、差出人・受取人ともに消息が分かり合えるであろう」と考えついたのが きっかけとの事。
まあそれはトモカク
実は年賀状 現在の郵便局にとってはドル箱らしいです。
年間の郵便物量の約半分が年末年始に動きます。
約2000億円の売上げを誇る年賀状
2003年には約40億枚発行し、その内
5億枚くらいは未使用のままで終わるそうです。
(局員に押し付けるノルマのせいかも)
年間通じて大赤字だった郵便事業が
年賀状だけでV字回復&黒字化・・・
年賀状が無くなると郵便事業は死活問題
郵便局では 少しでも多く
年賀状を出して(買って)欲しいと思われます。
とはいえ もう時代も時代ですから郵便も
新しい技術を使った別の事業を考えるべきですね。
発行枚数も 2003年の44億枚をピークに
2019年では23億枚程度と半減してきています。
このままでは無くなっていくのは自然な流れだと思います。