そういやデンマークで思い出したけど。
ハロウィンで使いそうな
魔導書・宗教本の中世の写本が
南デンマーク大学の図書館で見つかったんだけどな。調べてみるとページの隅々に
致死量の「ヒ素」が塗られていて
「死の書物」って言われている品があるんだよな。(続く1 pic.twitter.com/jXv3UvRHsE
— 石武丈嗣(10月ついに会社清算完了!あとは税金払うのみじゃー!しかし赤字1000万越え!) (@_596_) October 31, 2022
16~17世紀の写本だけど
たまたま研究者が図書館から
引っ張り出してきた書物で
「とても鮮やかグリーン色」で塗られていたそうで。とても感が良く知識も素晴らしい
准教授だったのかと思いますが
当時のカール=ルンド=ラスムッセン助教授はX線で本を検査することにしたそうです
(続く2— 石武丈嗣(10月ついに会社清算完了!あとは税金払うのみじゃー!しかし赤字1000万越え!) (@_596_) October 31, 2022
そしたら致死量レベルのヒ素が見つかったそうで
対応をどうするか考えたそうです。ちなみにデンマークは
1536年に宗教改革といって
カトリックの書物などが破壊されたり
燃やされたりしました。今回はなんとかそれを残そうした人たちが
写本として残したのではないかと言われています。(続く3
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なお当時からも使われており
ヒ素はパリスグリーン(花緑青)
といって19世紀まで
絵具や建築としても使われた形です。ただ現代では知っての通り毒ですが。
身体に入れば吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛、
最悪の場合は死に至り
当時、暗殺でもよく使われたものです。(続く4
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ですが中世の書物ではヒ素を使うことはよくあり
これは「虫やネズミ防止」と言われています。人間にも害ですが
虫やネズミにも害と言われているので
大切な書物がかじられないよう、
劣化しないようにと考えられた手段のようです。毒の有効利用ですね。
(続く5
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さて話戻りますが当該のデンマークの図書館では
今は毒の書物をダンボール箱に入れて
大切に保管しているとのこと。そして絵画でも書物でも閲覧する際は
防具手袋とマスクをつけて
古くて緑色があればより注意して空気を本や絵画から
吸い込まないようにしているとのこと。(続く6
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中世の本や絵見るだけでも命がけですね。
研究者や司書の方。なんでもヒ素は条件そろうと
アルシン(砒化水素)という
猛毒の気体に変わるそうで
症状は赤血球などの破壊、腎不全などで
死に至らせるようです。(続く7
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またヒ素は長時間吸っても
発がん性物質と言われているので
大変なお仕事のようです。日本でも見つかることあるか分かりませんが
くれぐれも緑色の古い絵や書物あれば
気をつけましょうね。役立つか分かりませんが
そういうデンマークの死の書物のお話でしたー。
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