先日見たNHKの「日本人のお名前」で、海無し県の長野になぜ「海」が付く地名が多くあるのか?と言うまるでブラタモリでやりそうなネタやってて、その理由が「実はかつてここには海のような湖(天然ダム湖)があったから」という話だったので、気になって検索してみたら、こんな論文を見つけた→
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
『2002 年以後に判明した主な天然ダム災害』https://t.co/7W5lmUUnDg
平安時代前期(西暦887年)に起きた南海トラフ地震「仁和地震」で八ヶ岳の山体が崩壊し大月川を堰き止め、大規模な天然ダム湖ができ、それが1年後決壊、下流に大規模な土石流災害を引き起こした、と言うもの。— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
論文をざっと読んだだけでもその災害の凄まじさは尋常じゃない。この間見たインドヒマラヤの鉄砲水の比じゃないかも。
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
いずれ近いうちに来ると言われている南海(及び東南海)トラフ地震でも同じような事が起きたらと考えると恐ろしいわ…
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
スーパー地形の立体地図で見ると山体崩壊とその崩れ落ちた土砂が下に溜まった様子がよく分かる。
そしてその溜まった土砂を削ってできた峡谷とか。 pic.twitter.com/ISGAkN7nbn— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
GoogleEarthで見るとこんな感じ。
峡谷の山側の口が「海尻」。つまりここが天然ダムの下流の縁ってこと。で、その上流には「海ノ口」に「溱神社」。ここがダム湖の上流の端って事なんだろうね。 pic.twitter.com/PSYjyn3SOk— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
そしてそのダム湖の決壊した土石流災害が残した地名なのかな?
下流には「馬流」と言う地名が… pic.twitter.com/Vq852xGlhD— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
論文によるとそのダム湖決壊で流された土砂が溜まって千曲川支流の相木川を堰き止めそこにもう一つの天然ダム湖を形成した。それが小海ってことか。
で、今はその湖も存在しないから、それも決壊して消えたんだろうな… pic.twitter.com/Xis9eojpMN— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
立体地図で見るとその堰き止めた土砂の盛り上がりが分かる。で、その場所の地名はズバリ「土村」ってのも偶然なのか?(^^;) pic.twitter.com/KjgXCPlNYF
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 27, 2021
こちらの小海の方は何と333年間も残存していたらしい。
谷の底が平らなのは、その間堆積した土砂のせい。 pic.twitter.com/evO1brdHTV— 高山瑞穂 (@mizpi) February 28, 2021
それで気がついたんだけど、この古千曲湖と古相木湖の間にある標高が50m程高いこの平らなのは盆地もかつては湖だった地形っぽいよね。論文の中には登場しないけど、ここにもかつては大きな湖があったんじゃないかな? pic.twitter.com/CKsvcQXxmb
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 28, 2021
小さな外輪山に囲まれた周囲より高い高原のため稲作に必要な豊富な水が得られないから、この一帯はほぼ全て畑作地って事か。 pic.twitter.com/egT6G0Kxn6
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 28, 2021
これも凄いですね。400年以上前の山体崩壊の跡が今でもくっきりと分かるなんて。 pic.twitter.com/9CiFu6YVsp
— 高山瑞穂 (@mizpi) February 28, 2021

